出会いがあれば別れもある。今日は別れのあいさつのお話です。
子供や親しい者同士は「ばいばい」と別れ、会社の同僚などは「失礼します」と別れる。一般的には「さようなら」でしょうか。いや、使わない気もしますが…。
フランス語で別れの言葉といえば、“Au revoir!” ですね。
しかしこの言葉、発音が非常に難しい。
カタカナ書きすれば、「オールヴォワー(ル)」なんですが、もちろんこれをそのまま読んでも通じない。
そもそも、フランス語のRの発音は、どちらかと言うと日本語のは行に近い感じ(あくまで私見)なので、「オーふヴォワー(ル)」のほうがまだ近いと思われます。ここに前の「オー」にそのまま「ふ」がかき消されるかんじで、「オー(ふ)ヴォワー(ル)」。これが一番近いんじゃないでしょうか?
簡単そうですか?いや、ホンマに難しいです。
そんな難しいのなら、人間の性としては避けたくなるのが普通でしょうが、そうもいきません。
カフェでお勘定を済ませて、“Merci Monsieur, au revoir!” 店で買い物をした後にも、“Merci Madame, au revoir!” ホテルでチェックアウトする際にも・・・とまぁ、使う機会には困りません。
下手なフランス語で言おうものなら、そのたびにキョトンとした顔をされて、お互い気まずい思いをしながら別れるわけです。せめて別れの時くらいはスマートにいきたいものですが。
みなさんもぜひ、一度フランスに行ってこの辱めを受けてきてください。
では、また。
Au revoir, à la prochaine fois!
これを頼んで食べるところまではいい。しかし別れが・・・ |
「ごちそうさまー」はだめですか?
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除「ごちそうさまー」か、それが言えたら…。
ちなみに、フランス語で言えば、
“J'ai très bien mangé. C'était très bon”
ですね。こっちのほうが簡単かも?いや、やっぱり最後に挨拶いるなぁ。