2011年8月20日土曜日

田舎の5km、都会の10km

おはようございます。

先日、所用で実家に戻っていました。やっぱり田舎でした。

今は合併して市になっていますが、以前は一万人前後の小さな町でした(まぁ、合併して枠組みが変わっただけで、ほとんどなにも変わっていないのですが)。

で、家に帰っても特にすることもないので、自転車でいろんなところを走りまわったのですが、なにしろ、遠い。

同じ5kmでも、田舎と都会では全然感覚が異なるわけです。大体表題くらいの感覚じゃないでしょうか?

まず、周りになにもない。そのせいで目的地までのあいだに目印・中間目標がなく、遠く感じます。
加えて、他に歩いている人・自転車に乗っている人は皆無で、それゆえ「(人の歩く)距離ではない距離」として、認識されるのですからなおさらです。

なにしろ、人の数より車の数のほうが多いですから!

それでも、感覚的に短くなった距離もあって、なにかと言えば、思い出の中の道のりで、小学・中学の頃は非常に遠く感じていた場所に、今ではほんの一息、5分10分で着いてしまいます。ものすごい坂道だと思っていたところが、全然大したことなかったり。

でも、これってたぶん、時間の感覚の変化によるものなのでしょう。

距離が短くなった(もしくは速度が上がった)というより、10分という時間感覚が短くなった、と解釈するほうが自然かもしれません。

子供の頃の時間感覚をもう一度取り戻して日々を過ごせたら・・・などと考えることもありますが、夏休みの終わるこの季節だけは、大人でよかったと思います。

では、また。
Au revoir, à la prochaine fois!
田舎を走る。目的を持たずに走るならば、遠近の概念は喪失する。

1 件のコメント:

  1. 年齢を重ねれば重ねるほど、時間の感覚は短くなっていきますよね。
    たぶん、子どものときより世界を知り過ぎた故と思っていますが。
    あの時は、なんでもが初めてだったり、どうでもいいことにいちいち感動したりしていたので、一日の中の感動カウントがいまでは考えられないくらいの数を叩き出していただめだと思います。

    大人ってつまんない生き物ですよ。
    ほっほっほ。

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