2013年1月8日火曜日

R×R (Robot × Rock)

全自動ピアノが出たときからわかっていたことだ。

ロボット三人組が Motörhead / モーターヘッドの楽曲、『Ace of Spades』を演奏したからといってそれがなんだってんだぃ?
ドラムのStickboy
全自動ピアノの優れた点は、あくまでピアノの枠に留まりながら、人間では決してできない指の動きを追求し、結果として聴く人に新たな音楽的刺激を与えたことによる。

彼らはどうだろう。今はまだ人間の模倣の域を出ない。だが既に全自動ピアノにできないことをやってのけている。頭を振ってリズムを刻み、インストゥルメンタルさえこなしてみせる。

ロックバンドにこの言葉は不適切かもしれないが、彼らはそう、スウィングしてるのだ。



今日は、そんなイカした三人組ロボットバンド Compressorhead を紹介しよう。(参照記事はコチラ

ベーシスト、Bones
ドラム担当の “スティックボーイ” はグループ最年長の5歳(2007年誕生)。4つの脚に2本の腕、ひとつの頭の中は空っぽのナイスガイだ。


ギターは “フィンガー” が担当。2009年加入のこのギタリストは、78の指を駆使するテクニシャンだ。6本のコードの上を這いまわる指の動きは実に官能的だ。


ギター担当、Fingers
最年少ベーシスト、“ボーン” が生まれたのは2012年。まだ1歳にも満たないが、「世界最高の精緻さ」を誇るという、製作者自慢の神童だ。その類い稀なる才能を最大限に発揮できるのか、未知なる未来に彼を待つのは、天国か、それとも地獄だろうか。

喝采の準備はいいかい?栄光のステージライトはすぐそこだ。2013年オーストラリア。オリジナルの楽曲を引っ提げて登場、なんてこともあるかもしれない。

時は21世紀。新しい時代はもう、とっくに始まっているんだぜ…。



Au revoir et a bientot !
参照 Compressorhead のホームページ:http://compressorheadband.com/

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