2011年7月7日木曜日

フランス人の財布

おはようございます。久しぶりの更新です。

前回、有料公衆トイレの話をしたので、ちょっとお金の話を。

パリの物価は高い、というのが私の実感で、たとえば、自動販売機やキオスクで買えばペットボトル(500ml)一本が大体2€するし、外でランチをとろうと思えば、15€は最低必要になってくる。これは日本円に直すとそれぞれ、¥230、¥1725になる(1€=¥115換算)。けっこうなもんでしょ?

しかしながら、安いと感じるものもあって、その代表格が交通機関。

地下鉄は一枚の切符でパリ市内ならどこでも行けるし(ちなみにバスや路面電車も同じ切符が使える。リヨンもおんなじでした)、TGVなんかも、距離を考えると非常に安い(と思う)。

もうひとつはスーパー!

自販機やキオスクで500ml = 1.5€ だった飲料水が、1500ml = 0.30 €くらいで売っていたりする。


普段は高い水もこうやって買うと1€ は余裕で切る。まぁ、大きいほうがお得なのは日本も同じですが。

一度それを見てしまうと、自販機や売店で買ったり、カフェで飲み物を頼むのが非常に馬鹿らしくなる。

で、同じくらい馬鹿らしいのが有料トイレ。はい、はじめに戻ってきました。だって高級デパートなどのめちゃくちゃきれいなトイレなんかは0.50€ したりするわけですよ?入れるより出すほうがお金がかかるって・・・。釈然としないよねぇ?

たぶん大道芸人たちは、このモヤモヤした感じを振り払うために、また正々堂々と有料トイレを使うために、ああしてぶっ飛んだ格好や芸ををしては小銭を稼いでいるのでしょう。

そう、すべては泌尿器のためなのです。


この人もきっと、膀胱に問題を抱えているに違いない。
では、また。
Au revoir, à la prochaine fois!

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