2012年5月23日水曜日

仏検準一級考察 ③

おはようございます。

仏検にせよ、他の試験にせよ、試験を受けるひとつのポイントとして、「合格点を取るため(合格する)に勉強するのか」あるいは「自分の実力を確かめるために試験を受けるのか」を自分の中で明確にしておくことが必要だと思います。

前者の勉強が必要なのは、「その資格を取得すれば、その資格を活かした仕事ができる」ような状況。一度資格を取得し、仕事をしてみないとわからないことも多いですから、その資格を取れば新しい道が開ける状況であれば、試験に受かる事を目標に勉強するのは間違っていません。

後者の勉強は、「その資格を取ったからといって、すぐに仕事に繋げられるわけではないが、有用である」というような場合です。TOEICや仏検など、語学の勉強は基本的にこれに当たるでしょう。この場合は、受かるために勉強するのは少し、本分から離れているでしょう。多く語学を勉強する人にとって、大切なのは試験に受かること、ではなくその言葉を使えるようになる、ことでしょうから。

さて、両者の違いを明確にしたうえで、あえてそれに反したことを言わせてもらうと、試験に合格することで、モチベーションが維持できる+成功体験が得られるわけです。これは語学の勉強という、先のない勉強を続けるものとしては、非常に大きいことと言えます。そんなわけで、今回は仏検準一級で80点を取る戦略、を考えたいと思います。

仏検で一番勉強するのが難しいのが、「前置詞」でしょう。というか、これまで一度も前置詞をまともに解説している参考書にであったことがない。5問で配点も5点と決して高くなく、普通に考えた場合、捨て分野といえます。

一方で、名詞化と動詞の活用が各10点、これがどれだけとれるかが、合格の分かれ道だと思います。

前回に書いた配点をもう一度おさらいしてみると、①名詞化 10点、②多義語 5点、③前置詞 5点、④ 動詞 10点、でここまでが30点になります。筆記は80点満点ですから、残り50点が読み取り、仏文和訳となります。

書きとり・聞きとりのリスニング問題が40点満点中7割(28点)を取るとしたら、筆記で必要な点数は最低で52点。これをどのようにとるかが問題になります。

後半の読み取りでできるだけ点を取りたいのですが、やっぱり満点は難しい。というかほぼ不可能でしょう。頑張って40点取ったとしても、残り12点を前半部30点満点で取らなければならない。前置詞は今のところ有効な勉強法がないので、0点の可能性もある。となると、「前半部は配点が低いから勉強しないでいいや」と考えてると、ほぼ確実に落ちるわけですね。

要は、まだ時間のある今なら、「試験に受かる勉強」をするのでなく、「自分の実力をつける勉強」をすべきだ、ということですね。

今回はひどい文章でした。読み返してみて、なんだこれ?と思いましたが、あえてスルーで。次回からまた普段通りのブログになる、はずです。

では、また。
Au revoir, a la prochaine fois!
どんな道も一歩一歩。それが一番近道です。

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