2012年5月15日火曜日

仏検準一級考察

おはようございます。

前回仏検に向けての勉強をはじめたと書きました。準一級は今年が三度目の受験、流石に失敗は許されません。なわけで、自分なりの対策、勉強法をここにまとめておきたいと思います。半年後に読み直してみて、「全然やってないやん!」となるか、「こんなやり方じゃあかんわ!」となるか、はたまた「さすが自分!完璧!」となるのかは、神のみぞ知る / Dieu seule le sait. ところです。

実は昨日、仏検2級の問題(模擬問題)を解き直してみました。結果は7~8割といったところ。これまで準二級、二級と続けて合格ラインぎりぎりで受かったので、今ようやく自信を持って、二級程度の実力がついている、ということが言えるでしょう。今二級を10回受験すれば、10回受かる、はず、です。

それでも、逆に言えば8割しかとれないのは何故か、ということです。

2級は①前置詞、②語彙、③動詞、とあって、④~⑦は会話、長文読解問題という構成です。この筆記が68点満点で残り32点が書きとり、聞き取り、となります。書きとり・聞き取りは基本的に簡単なので、25/32は堅い。となると、筆記で45/68とるのが最低ライン、ということになります。

④~⑦は配点も計40点と高く、ここで取りこぼしをするとかなり厳しい。というわけで読解に力を入れる、というのは戦略として間違っていません。実際私も2級合格時はそのような対策で挑みました。

しかし、2級の試験を準一級に繋げようと思うなら、①~③の勉強がかかせない。

今回2級の問題を解き直してみて、①~③で躓いたことといったら、甚だしい。これらは言ってしまえば、「どれだけ単語を広く、深く理解しているか」 という問題です。読解と異なり、文の中にヒントはなく、「知らなければ答えられない」 問題ばかりです。
わからない表現がでたら、それでおしまい、白か黒か、二つに一つです。

時間対効果としてはこのあたりを勉強するのは割に合わない。しかし、準一級、ひいては一級を目指すなら避けては通れないところです。

試験直前になって慌てて勉強をするのなら、読解に特化した勉強をするのが望ましい。しかし、時間に余裕があるのなら、語彙・表現のストックを増やすことが結局遠回りに見えて一番の近道だと思います。ではどうやってそのストックを増やしていくか?次回はそのあたりを話したいと思います。今回準一級についてまったく書いていないですし…。

では、また。
Au revoir, a la prochaine fois!

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