2013年6月15日土曜日

習慣をなくした今、僕はこんなありさまだ。

いくらなんでも、久しぶりすぎ。

5月は順調に18日まで書いていた。3日に1本のペースは、「月10本」と自分に課したノルマに一致していた。

更新が途絶えるのは突然だった。

理由なんてないさ。ただ書けなくなっただけだ。

今日は6月15日。空白の期間はおよそ一カ月。ブログを再開するためにこれだけの時間を要した。

理由なんてないといいつつも、言い訳めいたことを言わせてもらうと、契機は5月20日から3日間続いた研修にあった。普段のルーティンと異なることをするのには、いつもより余計に活力がいる。そんな余分な活力が、梅雨時の私にあるはずがない。

そもそも一日のノルマを取り戻しにくい日々を送っていることにも要因がある。たとえば、一週間の勉強量。これは1日4時間×7日間=28時間と決めている。これは、休みの日にゆっくりできる一方で、平日の負担が大きいこと、2,3日やらなかった場合のリカバリーが難しい。

人によってはこの時間を、平日2時間、2日の休日には9時間ずつの計28時間にする人もいるだろう。この場合は簡単だ。休日に気張ればいい。平日何日か休もうと、他の日でカバーすることは簡単だ。

2,3日やらなかったら、もうめんどくさくなっちゃうんだよ。投げ出して、投げやりになってしまう。あげく、なにもしない。今回はこの期間が二週間続いた。その後少しずつ以前の習慣に戻ろうという反発力が働き出し、現在はその回復途上にある。それゆえこんな駄文も仕方がない、と思っていただければ幸いだ。

なんにしろ、今日から再開だ。こんなときにいつも思い出す、堀江敏幸氏の言葉を引用して、再びやり直そう。準備はいいかい?オレはできてる。

気持ちよく遊び、いちばん身体にあったリズムで精いっぱいの仕事をする。そういう自由を手にする権利は誰にでもある。しかし一生懸命やったから負けてもいいと試合の前に悟ってしまうのは見当ちがいだし、かといって是が非でも勝たなければと自分を追いつめるのもおこがましい。このふたつの矛盾のあいだでじっと動かずに待つときの気持ちの匙加減はとても難しいのだが、正吉さんの表現をいくらか変形するなら、普段どおりにしていることがいつのまにか向上につながるような心のありよう、ということになる。…変わらないでいたことが結果としてえらく前向きだったと後からわかってくるような暮らしを送るのが難しい…
『いつか王子駅で』(p.155-156)

Au revoir et à bientôt !
 

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