2012年11月18日日曜日

受かったッ!第3部完!

思わずジョジョの名セリフをパクってしまったからといって、私を責めないでいただきたい。

2012年11月18日(日)。関西学院別館4号棟403号室で繰り広げられた三年越しの死闘。おそらくこれが最後となるであろう、準一級一次試験。

74 / 120 。予定通りの完勝である。

1の名詞化から4の動詞化までの計30点のうちの20点をも落としながら(10 / 30)、5~7の読解で怒涛の得点(31 / 36)。8の記述問題も無難に書ききってみせた。

休憩後の後半戦。書きとり問題に苦戦をするも、聞きとりはほぼ完ぺきに意味を理解。単純な綴りミスで3点ばかり落とすも 15 / 20 の結果。

現時点での確定点は 56 / 86 。これは前年の 49 / 86 を上回る。書きとり問題はやや不安だが、記述に関しては文法的にほぼ間違いのない文章を書いたつもりだ。前置詞はまさかの全滅だったが、それは言わない約束だろう。

ここまで読んで、ふと思う人があるだろう――あれ、これって微妙じゃね?

うん、正直言っちゃうと微妙だよね。私も本当に受かってるのか自信がない。

この仏検というやつ、なにが曲者かというと合格率調整のために毎年合格ラインが微妙に変化する点だ。昨年の67点も一昨年なら合格だったのだが、基準点が上がっており、不合格。

つまりはこの試験、「いかに6割以上の点をとるか」ではなく、「いかに他人よりも点をとるか」。要は受験者同士の蹴落とし合いである。

そんな争いに巻き込まれないくらいの点数をとればいいじゃない、って言うは易し行うは難し。それだけ点が取れれば苦労はしないだろう。というかそれだけの能力があれば、そもそも準一級じゃなくて一級を受けているだろう。
パリのオペラ・ガルニエ。側面から。
だがもちろんこれは、自分自身との戦いでもある。そして少なくともその側面においては完全勝利した、といってもいい。
なにしろ、2010年が52点、2011年が67点、そして今年が74点(予測)だ。年ごとに難易度が多少異なるとしても、そして今年が去年より簡単だった気がするにしても、この数字は誇ってもいいではないか。誰に?――もちろん、自分自身に。

来年春の一級試験は今回の試験の合否を問わず受ける予定。DALFもB2あたりからチャレンジして行こうかな、と。
ここから先はどれだけ日常的にフランス語に触れられるかがカギだろう。読む本はフランス語の原書だけ。ブログもフランスネタだけ。身も心もフランス人になりきって、こう言っておしまいにしようか。

「俺は日本人をやめるぞ!ジョジョーッ!!」

…はい。
Au revoir et à bientôt !
 


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