2012年4月11日水曜日

まるで子供だ。

おはようございます。

久しぶりに仕事関係の話でも。

今年度は介護保険改正・介護報酬改定の年ということで、年度の切り替えの際には例年にも増して大変だったようです(ようです、というのは現在の私がそのような案件に全く関わっていないからで)。

で、どのように変更になったか。

変更点を具体的にわかりやすく説明するのも専門家の仕事だと思うのですが、なかなかわかりやすく説明してる本ってありませんね。「小難しく書けばそれだけ偉そうに見える」って心理が働いているのではないか、と邪推してしまうレベルです。

まあ、そんなわけでここはひとつ、この私が簡単に説明してみたいと思います。
主な変更点は次の通り――

・ 全体的に介護報酬(利用する側は支払額)が僅かに減った。
・ その代わりに様々な区分がいままでより細かくなった。
・ 加えて、付加サービスも細分化され、その一つ一つに追加サービス料が発生する(以前もそうだったのですが、私の見たところ、追加料金の発生する案件が増えた、という印象)。
・ 介護職員処遇改善交付金がなくなり、介護職員処遇改善加算になった。端的に言うと、一か月の給料が一万円くらい下がることに。
・ 定期巡回サービスの開始。

といったところでしょうか。

今回の改定が改善か改悪かはやってみないとわからないところはあると思いますが、私が見て、この10日ほど働いて感じたことを述べるなら、自宅で要介護者を見ている家族にとってはプラスになることが多いのかな、と。
それに対して、介護従事者、実際に介護を受ける人にとってはあまり好ましくない変更のように思われます。

まあしかし、介護保険の改定や、消費税増税に関する議論を見聞きするたびに、「世代間不公平」について考えずにはいれないのは私だけではないでしょう。にもかかわらず、この点に関する議論はほとんど公にされない気がします。

触れなければ誰も気づかないだろう、迎合すれば大衆はついてくるだろう、と考える政治家の浅はかさ。見るたびに、「お前ら子供か!?」と突っ込みたくなることばかりですね。

今回は愚痴まみれでした。次回からまたいつもの通りに。

では、また。
Au revoir, a la prochaine fois!
まるで子供だ!

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