2012年1月17日火曜日

Re: ~し直す

おはようございます。

新年も早半月が経ちました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はといえば、新しい友達ができたり、初めて一人で映画に行ったり、他にもいろいろな「はじめて」を経験しており、なんとなく今年はいい年になりそうな予感がしています。

さて、そんな私が今年よくやっていること、それがタイトルにもある「~し直す」ことです。

3,4回前でも書いた「読み返す」行為もそうですが、なんと言っても「思い返す」こと、これが実に多い。

なんでしょうか、30歳を目前にして、異常に記憶の中にあるものが甦ってくるのです。それは自分で掘り返すこともあれば、自然に甦ってくることもあり、どうにも自分ではコントロールできない部分が大きいようにも感じます。

もとより自分の性格として、このやり直しの行為、作業を非常に好んでいる、ということもあります。
一度書いた文章を二度三度書き直すことはしょっちゅうです(このブログも一度ノートに書いたものを再度パソコンで書く、という人から見たら二度手間なことを行っています)し、先にもあげたように同じ本を何度も読み返します。そして土地に付随した記憶を頻繁にひっぱり出してきては再検討することを頭の中でしばしば行っています。他の方はどうなのでしょうか?

まぁ、思い出すこと自体に既に「Re」の要素が含まれていて、また本を読むという行為もまた、作者の書いた作品の再創造、Re: create だと言えるでしょう。

そのように考えていくと、Re: の付かない純正の経験というのは極まれで、ほとんどが以前の行為の「やり直し」であるのですが、そのやり直し行為が描く、螺旋形の軌道をより自分らしいものにしようとして、人は意識的に記憶の領域に踏み込んで、訂正したり、これからの指針にしたりするのでしょう。

なんにしろ、やり直すことが人生の本質であって、振り返りが大切だということですね。それを怠れば、一発勝負で書いた今回のこの文章のように、薄っぺらでつまらないものになってしまいますから。

では、また。
Au revoir, à la prochaine fois!

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