2014年10月18日土曜日

稲葉のいた日本ハム、谷のいなかったオリックス。

秋の風が吹くと、今年のプロ野球シーズンも終わりだなぁ、と感じさせられます。

残る4チームで熱戦が繰り広げられているCSファイナルステージ、その一方で惜しくも「あと一歩」が届かず、一足先にシーズンを終えたオリックス。

少し時間が空いた今だからこそ、CS1stステージ最終戦を振り返ってみたいと思います。

本当に紙一重の差で日本ハムに敗れたわけですが、敗因はなにか。一素人ファンが勝敗を分けたポイントを、勝手に批評していきます。

1.第一戦で松葉&中山を僅差ビハインドで試せなかったこと
延長10回、イニング跨ぎの平野が打たれ敗戦したわけですが、たとえそこを乗りきったとして、11、12回はどうしたのか?比嘉が2イニング?森脇監督の信頼度からして、一番現実的な判断だと思います。
その一方で、もとより少ない左の中継ぎを、一度も試さなかった(第一戦、中山は1/3投げてますが)ことが、「信頼度の高い選手から逐次投入」せざるを得ず、結果として追い込まれていった要因ではないかと。ファイナルを見据えた場合でも、敗れた一戦目にこれができなかったことは大きいと思います。

2.稲葉がいた日本ハム、谷のいなかったオリックス
ここぞの場面で出せる代打の切り札がいた日ハムと、それがなく、ほぼスタメンのみで戦わざるを得なかったバファローズ。この差が日ハムは6回表1死1,3塁の場面。大引への代打稲葉がコールされ、5回裏1死満塁でこのシリーズ、決して調子が良くない安達に対し、代打谷を出せなかったバファローズとなってしまいました。

3.チームの勝負勘のなさ
シーズンを通して、これがついて回りました。「ここぞ」の場面で打てない打線、打たれてはいけない場面で打たれる投手陣、絶対負けられない試合に負けるチーム…。セ・リーグを制した巨人が、個々の力は十分に発揮できずとも、絶対に負けられない試合はすべて拾っていたのとは対照的でした(その巨人も、CSファイナルは崖っぷちに追い込まれていますが)。

まぁこれらのことを糧に、来年はもっと長い期間オリックス・バファローズの応援をさせていただきたいと思います。

Au revoir et à bientôt !



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